西船橋の珈琲屋台、kakuya‐coffee‐standに行ってきた。

6/30(金)西船橋の珈琲屋台、kakuya‐coffee‐standに行ってきた。
路地裏にあるディープな珈琲コミュニティ

西船橋駅の北口、
ロータリーから一本入った路地裏に
話題珈琲屋がある。

店というには、
あまりにも簡素なたたずまい。

でも、
いつも人だかりができている。

工事用のランプに照らされ
珈琲を淹れているのは、

kakuya‐coffee‐stand店主、
蘆田格也くん。

長髪
キリスト修行僧
思わせる風貌のこの若者、

ここに店を構える前に、
珈琲屋台を引っ張って

北海道から
沖縄まで
全国で珈琲を淹れてきたつわもの。

ここに定着したきっかけは、
駐車場スペースを借りている
「CANNE(カンヌ)」
マスターからの

「一緒にやろうよ」
という一言だったという。

この場所に
定着するようになって、

雨の日も、


暑い日も、


凍えるような寒い日も

毎日若者らしい、
すがすがしさを感じさせる
人懐っこい笑顔で
迎えてくれる。

この雰囲気と空気感が
彼の淹れる珈琲を
一段と際立たせてくれるのだと思う。

豆は彼自身が、
その日入れる分を焙煎するという。

豆も一杯一杯ハンドミルで
丁寧に挽く。

もちろん、
ハンドドリップで一杯ずつ
丁寧に淹れていく。

珈琲一杯淹れるのに、
「こんなに時間がかかるのか!」
というくらいに

丁寧な所作を待っている間に、

珈琲を待っているもの同士で、
共感というか
連帯感のようなものが生じ

なんとなく会話が生まれる。

それぞれの珈琲に対する思い入れや、
知識が飛び交う時もある。

何気ない世間話の時もある。

格也くんを囲んでいるのが
彼を慕ってくる若者の場合もある。

恋愛相談も、


家族愚痴も、


仕事愚痴も。

ただ、
誰とはなしに口に出すだけの話題もある。

格也くんは、
そうした話に耳を傾け、

「うんうん」
と優しいほほえみで相槌を打ち、

相手のことを決して否定しない。

あるがままに受け入れるだけだ。

そんな空気感が好きで、
彼のことを好きで

集まってくるもの同士の
コミュニティがあるのが、

Kakuya‐coffee‐stand
だと思う。

 

店名:Kakuya‐coffee‐stand
住所:船橋市西船4-24-8 ※駐車場
営業時間:17時~