ネットプリント全盛のこの時代、地域の写真屋さんってどんな仕事をしているの?

7/17(月)ネットプリント全盛、地域の写真屋さんってどうやって収入を得るの?
ネットプリント1枚8円、お店プリント36円で勝負する!?      

船橋だけではないですが、
地域に昔ながらの写真屋さんがたくさんある。

そうした写真屋さんがどんな仕事をしているのか。
疑問に思ったことがありませんか?僕は興味を持った。

そこで、
ネットプリント全盛のこの時代に、
地域の写真屋さんがどんな仕事をしているのか話を聞いてきた。

話を聞かせてくれたのは、
三山央通商店街の「カメラの銀映堂」店主の佐藤英樹さん。

普段は、
地域の写真屋さんとして、

幼稚園や小中学校、七五三などの記念写真、
写真のプリントなどをメインの仕事にしている。

取材した日は、子どもとドッチボールをしていて
「アキレス腱を切った」とのことでジッと待機だった。

 

【写真プリント】
最近の写真屋さんは、現像するだけでなく、
いろんなバリエーションでの写真プリントも充実。

たとえば、

インスタグラムをやる人が多くなったので、
それ用に四角くプリントしたり…


フォトアルバムを作ったり…


キャラクターを入れたプリントをしたり…

【カメラの使い方を教える】
機械が苦手なお客さん向けに
新しいカメラの使い方を教えるのは

「無料でやることが多い」という佐藤さん。

その代わり、デジカメの購入やら、
写真プリントは必ず店に
持ってきてくれるそうだ。
ここでは、カメラの購入のアフターフォローもセットで
カメラを販売しているのだ。
(コンサルタント料込で
写真プリントやデジカメ販売している感じかも)

ちなみに、デジタルカメラやチェキ(簡易ポラロイドカメラ)
などの機器は基本的には買い取り。

在庫が販売できないと「型落ち」になるので
最近は、カタログで注文を受けてから発注するという。
翌日配送の某通販会社が話題ですが…
(人間関係で成り立っている「地域」では、
スピードよりも単純な値段よりも大切な場合が多い)

また、お店プリントを利用する方の多くが
高齢者主婦、パソコンやネットが苦手な方々で
端末の前で一緒に相談しながら
写真を選んでプリントするという。
(ここにもコンサルタントの要素!)

【子ども向け講座の開催】
佐藤さんの店では、毎年夏休みに合わせて
子どもカメラマン講座」を開催している。

「写ルンです」を夏休みの最初に渡して、
夏の思い出を撮影してきてもらい、
夏の終わりに現像、
店内に写真を掲示するサービスだ。

子どもたちは、
希望すると現像体験もできるという。

デジタルカメラやスマホ全盛の今だからこそ、
「フィルムカメラの
良さや
カメラの魅力を知ってもらいたい」
という佐藤さんの思いから
毎年開催している。

【写真屋さんの可能性】
佐藤さんの話を聞いていて、
地域に密着した写真屋さんが地域にとって
無くてはならない役割を果たしている事は分かった。

実は、
店に入った時からずっと気になっていたお宝もののカメラ。

写真屋さんは、地域で代々続いているところが多い。

 
当然、こうしたお宝がそのまま残っていたりする。

そうしたカメラの使い方を教えたり、
最新カメラの使い方を教えたり、

写真の撮り方構図
フォトショップのような画像編集ソフト
使い方を教えたり…


みんなが知りたい知識が
詰まっているのが写真屋さん

そうしたものを講座にして
「地域に発信していく仕事も面白そうだな」
なんてことを考え銀映堂をあとにした。

子ども向けカメラ講座の取材記事↓
三山の写真専門店「カメラの銀映堂」で夏休みに「子どもカメラマン講座」を計画


店名:カメラの銀映堂
住所:千葉県船橋市三山6-41-28
電話:047-478-9980
営業時間:9時~19時半
公式HP:
http://miya-ma.com/shop/gineido/
定休日:日曜日