絵本の読み聞かせ 川瀬紀子さんのコラム

2月 川瀬紀子さんの絵本の読み聞かせコラム

川瀬さんは絵本の読み聞かせとともにストーリーテーリングもされています。

ストーリーテーリングは決まりがなく8〜10分話し手が聞き手に対してお話をします。

事実をただ提示するのではなく「物語」として相手に伝えることで印象を強く与えることができるとされています。物語を想像しながら聴くことで、聞き手は自分の中に情景を想像していく。次はどんな情景が?登場人物はどんな表情で話しているんだろう?想像に想像を重ねて物語の情景を形作っていく。

川瀬先生の話し方はその想像をさらに掻き立てるのです。

先生はストーリーテーリングは未知の領域にいる。これから若い世代がどんどんストーリーテーリングを使って活躍して行き広まっていくことが望まれること。お話を聴くことができて想像を膨らませることができる子どもは必ず優秀な大人に育っていくのよ。と経験談も話してくれました。

また、集団で来る子ども達にストーリーテーリングをするときに先生が意識しているのは

1番お話を聴く子に合わせてお話を進めること。最初は集中力が散漫だった子も聴いている子から伝線してどんどん聴く子が増えるそう。とてもいい空間ですよね。

若い世代がこの人間にしかできないストーリーテーリングを大切に守っていくこと、進化させていくことが大事なことなのではないか。と感じます。

取材当日は、先生からひとつのお話を口伝で教えて頂きました。紙をみて一人で黙々と覚えるよりも人から人へ音で伝えることでより覚えるし伝わるんですね。

2月の市場カフェでの絵本の読み聞かせは【23日(金)18:30〜20:00】夜開催ということで「月」をテーマにした作品の読み聞かせです。 市場カフェスタッフの藤崎も一冊可愛いお友達と共に披露させて頂きます。

ぜひ、お越しくださいませ。

絵本の読み聞かせ 2月23日facebookページ