【キッチンカー】山口県宇部~島根県益田市へ。神話の故郷から中国道、東名高速を経て船橋へ

11/15(水)山口宇部から島根益田へ
真っ暗になった山陽~山陰路を

山口県宇部市で山口宇部経済新聞の札本さんに会って
街づくりの課題などをヒアリング。

どこの街でも、旧態依然とした仕組みが幅を利かせて
なかなか先に進まないところがあったりするんですよね…

打ち合わせが終わると店の外は夕暮れ。
宇部を出発して、
父の実家がある島根県益田市に向かう。

宇部線から山口線を経て益田市内を目指す。

途中の山中で大きな鳥居を発見。
千本鳥居で有名な「太鼓谷稲成神社」だった。
時間がないのでそのまま横を通過。

22時過ぎくらいになって、親戚の家に到着。
こんな時間なのにみんな僕の到着を待っていてくれた。

初めて会った甥っ子たち。

前にじいちゃんの葬式で会ったときは、
いとこの裕美ちゃんも、
政美ちゃんも二十歳そこそこのお嬢さんだったっけ。

キッチンカーの仕事で、
たまたまこっち方面に来ることがなかったら
しばらく、島根にも立ち寄ることがなかっただろうなぁ…

近況を話ながら、缶ビールで乾杯。
従妹の旦那さんたちと農業の話とか、
地元の福祉の話を聞かせてもらいたかったからとっても嬉しい。

翌朝、みんなに見送ってもらって益田を発つ。
ナビに「市場カフェ」を設定してスタート。

約940キロの行程。
移動時間は、12時間くらいだそうだ。

 

途中にいい感じでひなびたフォトジェニックな単線を発見。

ふと気が付くと、島根県にはやたらと神社がある。
そっか、ここは神話の故郷。

「日本が始まった場所だもんな」
島根県の人口は、71万人。
一つの県なのに、船橋市の63万人とそんなに変わらない。

益田市は4万6000人くらい。
こんな小さい街なのに、60を超える神社仏閣があるそうだ。

ちょっと、電話帳サイトで調べてみると
船橋市内にある神社仏閣は約90だという。
人口比からしたら、ものすごい数の神社仏閣があることになる。

気になった神社で写真を撮っていたら、
神社の横の家の方が不審そうな顔で見ている。

「この近くに親戚がいて、旅の途中で素敵な神社がるから
写真だけ撮らせて頂こうかな??って思った」って

みんないい感じで
海沿いを走っていたら、
ふと気づく。


赤茶色い石州瓦を載せた、黒い板張りの古民家が
周囲に立ち並んでいる事に。

 

 

途中で絶景ポイント「ゆうひパーク三隅」を通過。
山陰本線を見下ろすフォトジェニックな観光名所。

電車が来る時間まで待つことはできなかったけど、
日本海を見下ろす絶壁から写真を撮影だけしておいた。

 

となりの浜田に入ってみても、
石州瓦の町並みは変わらないけど、民家の壁の色は黒くない。
途中のガソリンスタンドで聞いてみたけど、
「松江にはそんな黒い木の壁の家はないねぇ~」って事。

なんで、
黒い木の壁が益田だけなのかは謎のままだけど、先を急ぐ。

次回やってきたときは、
「出雲大社」も、「殿町通り」も「太鼓谷稲成神社」も観に来たいなぁ。
石州瓦の「グラントワ」も観たかったなぁ…
親戚の家の近くにある「萬福寺」も看板だけしか観られなかったなぁ…

先を急ぐ旅路。
翌日には、市場カフェで仕事があるから急ぐ急ぐ。

関西に寄って休憩するときには「たこ焼き」。

先へ先へ。
たくさん観たいところがあるのに、
明日があるから急がなきゃならない。

名古屋を通り抜ける伊勢湾岸自動車道路では、
刈谷サービスエリアでトイレ休憩。

観覧車を眺めて、すぐに出発。
東名高速は、
よく見慣れた景色の連続で真新しいものがなく
ひたすら「早く船橋に戻りたい!」って願って車を飛ばす。